株式会社アスタリスク、セルフレジ用「人追跡モジュール」リリースのお知らせ
最終更新日:2023年04月10日 15時30分
株式会社アスタリスク(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:鈴木 規之、以下「アスタリスク」)は、セルフレジ用の「人追跡モジュール」をリリースすることを発表いたします。
アスタリスクは、これまでもレジの混雑解消を目的とした人追跡レジAsRegi+ を実験的展開を実施してまいりましたが、この中での中核エンジンである「人追跡モジュール」をリリースすることにより、多数のレジメーカー様のレジに組み込むことが可能となり、例えばスーパーマーケットでのセミセルフレジや、アパレルでのRFIDレジなどで利用が可能となるものです。
なお、この度、人追跡のレジとして特許査定をいただいたこともあり、積極的な販売へと移行することにした次第です。
システムの概要
本「人追跡モジュール」を使ったセルフレジの構成は、商品の読取ゾーンと支払ゾーンを分けることが特徴です。
商品を読み取ったのち、顧客が自由な支払ゾーンで支払いができるうようにカメラで撮影した動画で位置を測定と追跡を実施し、顧客が支払機の前に立つと同時に会計情報をだすので、支払機の指定などをすることなしにセミセルフやセルフレジなどの構成が可能です。
今まで、スーパーマーケットなどでは店員がバーコードを読み取り、「3番の支払機で支払ってください」などのオペレーションが多かったですが、例えば電車の切符売り場のような支払コーナーがあり、支払いを顧客が自由にできる構成が可能です。また、この場合、その顧客にフラグ管理をするなどで実際に支払いをしたのかを把握でき、効率化を図ると共に、セキュリティ面も向上させることも可能です。
例えば『読取機2台:決済機5台』のように、N対Mでの制御を実現し、顧客自身が空いている決済機を自由に選択して支払いすることができ、レジの混雑緩和、待ち時間の解消につなげることができます。
なお、今まで検討されてきた顔認証などではマスクやメガネをつけ外しするなどの行動や一卵性双生児などの対応などが阻害要因となるのに対し、画像認識で特定した人物を追跡し、商品の購入情報を紐づけることで実装しており、正確性の向上だけではなく、個人情報の保護の観点からも配慮したシステム構成になっております。
<追跡イメージ図>
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社アスタリスク
E-mail: pr@asx.co.jp