画像認識による人検出と動体追跡技術の開発に成功。 ― 活用事例・画像認識連携の新レジシステムも考案 ―
最終更新日:2020年11月11日 17時00分
IoT×AsReader=DXを標榜して、自動認識技術により、業務やビジネススキームそのものの変革を提唱している自動認識機器「AsReader」の製造元、株式会社アスタリスク(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:鈴木規之、以下 当社)は、独自の画像認識技術(以下、本件技術)による人追跡システムの開発に成功したことを発表いたします。
本件技術はカメラ映像内の全人物を検出し、その各人物をそれぞれに動体追跡する手法に特長をもっています。
検出した人物の移動を画面上で追跡していくので、例えば途中でマスクやメガネの装脱着、ジャンバーを脱ぐなどの動作があったとしても、その人物の追跡を高精度で実現します。
本件技術の活用例として、本件技術と連携する、全く新しいタイプのセミセルフレジ・システムを考案し、JapanITWeek秋(幕張メッセ)にてプロトタイプのデモを行いしました。 これは、いわゆる購買者が自分で会計処理(精算)をするセルフレジ(セミセルフレジ)ですが、特長としては、会計処理までの動線を画像認識・追跡することによって、購買者が任意の精算機によって支払いができる仕組みです。また、購買者が支払いをしたのかどうかもシステム的に判断ができるため、支払ったフリをして店舗をでるなどの防犯対策にも用いることも可能になります。
当社は、以前からバーコードのカメラ画像認識技術は確立しておりましたが、これらの画像認識技術を人物やモノの画像認識などへも応用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)で世界を変えることを使命として技術を研究してまいりました。
今後も、人の認識技術、追跡技術、画像合成の技術などを追求し、さらなる応用商品も発表してまいりますので、ご期待ください。